「魚・魚・魚〜」おさかな天国の真相と柴矢裕美の現在【2026最新】
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「魚 魚 魚」というインパクト抜群のフレーズを持つ楽曲の正式曲名は、ズバリ『おさかな天国』です。現在でこそ誰もが知る国民的ソングですが、その成り立ちは商業ポップスとは全く異なるルートを辿っていました。
制作されたのはバブル崩壊直後の1991年。全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)の傘下組織である中央シーフードセンターが、若年層や子供たちの「魚離れ」に危機感を抱き、消費拡大キャンペーンソングとして企画したのが発端です。作詞は井上望氏、作曲は元ジューシィ・フルーツのギタリストとしても知られる柴矢俊彦氏が担当しました。
当初のメディア展開はレコード店での販売ではなく、全国のスーパーマーケットや町の鮮魚店に無償配布されたカセットテープでした。魚売り場のラジカセからエンドレスで流されたこの曲は、主婦層や子供たちの耳を捉え、1990年代後半には「あの魚売り場で流れている曲のCDはどこで買えるのか」という問い合わせが全国の店舗や全漁連に殺到する事態へと発展します。
消費者の熱烈な要望を受ける形で、制作から実に11年が経過した2002年3月20日にポニーキャニオンからマキシシングルとして待望のCDリリースが実現しました。プロモーションビデオが情報番組で取り上げられると人気は一気に過熱し、オリコン週間シングルチャートで最高3位を記録。累計出荷枚数は60万枚を突破し、日本レコード協会のプラチナディスクに認定されるという、業界PRソングとしては前代未聞の快挙を成し遂げました。