でんでらりゅうばの本当の意味と怖い都市伝説の真相を徹底解説
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日常のユーモラスなわらべ歌であるはずの「でんでらりゅうば」に、なぜ不気味な都市伝説が付きまとうようになったのでしょうか。ネット上で拡散されている主な2大仮説の信憑性を検証します。
仮説1:幕末の志士・坂本龍馬の隠れ蓑暗号説
ネット上で広く語られているのが、「長崎に潜伏していた坂本龍馬が、幕府の追手から逃れるために同志と交わした暗号だった」という説です。長崎の丸山遊郭やグラバー邸に身を隠していた龍馬が、「外に出て行きたいが追手が見張っていて出られない」という状況を歌に乗せて合図を送っていたというドラマチックなストーリーですが、歴史学的な根拠や同時代史料は一切存在しません。
長崎の郷土史料や幕末史の研究機関においても、この歌が龍馬と直接結びつく記録は確認されておらず、テレビ番組のミステリー特集やネット掲示板の創作がいつの間にか既成事実のように拡散されたものと判断できます。
仮説2:丸山遊郭に囚われた遊女の脱出劇・幽閉説
もう一つの有名な噂が、「遊郭に売られて自由を奪われた遊女が、足抜け(脱走)できない絶望を歌った悲哀の歌」という解釈です。「出たくても出られない」という歌詞の閉塞感が、過酷な境遇に置かれた女性の心情と結びつき、怪談めいた後付けの解釈を生み出しました。
しかし、民俗学的な調査によると、長崎県内各地で歌い継がれてきた形態は子どもたちの手遊びやじゃんけんの導入歌であり、遊郭歌のような哀調を帯びた記録はありません。人間の脳には「無意味な繰り返し言葉の中に隠された恐怖メッセージを見出そうとする心理(アポフェニア)」が働きやすく、言葉の音の強さが都市伝説の格好の題材になったと考えられます。