プロが明かす透明感イラストの描き方|濁りを消す神技と配色設定の極意
プロが明かす透明感イラストの描き方|濁りを消す神技と配色設定の極意の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
ここからは具体的なパーツ別の透明感イラストの塗り方メイキングを深掘りします。制作現場のプロが実践する実践的手順です。
1. 瑞々しさを宿す「透明感 肌の塗り方メイキング」
素肌の透明感を描く際は、ベース色にわずかに青みや明るいピンクを感じるトーンを設定します。次に、クリスタの透明感レイヤー設定やアイビスペイントでの透明感の出し方として定番となっている「二段階シャドウ法」を適用します。
まず、淡いラベンダー色の乗算レイヤーで大まかな立体感(1影)を水彩ブラシなどの柔らかいタッチで配置。その後、影のキワ(光と影の境目)にオーバーレイまたは通常レイヤーで彩度80%以上の高彩度オレンジ・ピンクを細くエアブラシで乗せます。これが前述の皮下散乱を再現し、陶器のように滑らかで血色の通った透明肌を一気に完成させます。
2. 吸い込まれる深みを作る「瞳の透明感の描き方」
瞳はイラストの「視線誘導の核」となる最重要パーツです。瞳を描く際は、上部にしっかりとした濃い影(まぶたの落ち影)を落とす一方で、下半分には対向する光源からの反射光を描き込みます。
下部にベース色より色相を黄色・シアン側にずらした明るい色を半月状に配置し、その内側に加算(発光)レイヤーで小さな細い光の帯を差し込みます。さらに、ガラス玉の屈折率を意識して瞳孔の輪郭をわずかにぼかし、瞳のフチに背景色(空の青など)を少しだけ馴染ませることで、濡れたような圧倒的透明感が宿ります。
3. 風と光をはらむ「透明感のある髪の毛とハイライトの塗り方」
髪の毛の透明感を阻害する最大の要因は「毛束の重たさ」です。毛先や前髪の先端を肌色や背景色でうっすらとエアブラシグラデーション(不透明度20%程度)をかけ、輪郭を透けさせることが基本テクニックとなります。
透明感 髪の毛 ハイライト 塗り方においては、天使の輪のように一直線に入れるのではなく、毛束のカーブに沿って「シャープな光の点」と「ふんわりした光の帯」を交互にリズミカルに配置します。ハイライトのレイヤーには加算(発光)を用い、ブラシの端を少しだけ指先ツールや消しゴム(弱)で削ることで、シルクのような光沢と軽やかさを両立できます。