ピルでPmsが効かないのはなぜ?効果実感の期間と症状別の対処法
ピルでPmsが効かないのはなぜ?効果実感の期間と症状別の対処法の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。
現在、PMSや月経困難症の治療現場では、自費診療の経口避妊薬(OC)だけでなく、保険適用となる超低用量ピル(LEP製剤)が多く処方されています。代表的な薬剤として「ヤーズフレックス」や「ドロエチ配合錠」などが挙げられます。
これらの薬剤には「ドロスピレノン」という第4世代の黄体ホルモンが含まれており、従来のピルに比べて男性ホルモン様作用が少なく、むくみや体重増加を招きにくいという優れたメリットを持っています。特にヤーズフレックスは最長120日間の連続服用が可能で、休薬期間に伴うホルモン落差やPMS症状そのものを減らす目的で多用されています。
しかし、こうした最新のLEP製剤を服用していても「PMSが改善しない」と感じるケースは存在します。その主な理由は以下の通りです。
・超低用量ゆえの不正出血によるストレス:エストロゲン含有量が極めて低いため、飲み始め数ヶ月は少量の不正出血がダラダラと続くことがあり、それが精神的な負担になってイライラを増幅させることがあります。
・ドロスピレノンとの相性差:第4世代が誰にでも完璧に合うわけではなく、人によっては第2世代(レボノルゲストレル配合:トリキュラーやジェミーナなど)や第3世代(デソゲストレル配合:マーベロンなど)の方が気分の安定を得られるケースがあります。
「最新の薬を飲んでいるから効くはず」と思い込まず、自分の体質との適合度をフラットに見極める視点が欠かせません。