博多通りもんギネス世界記録の裏側と東京販売の真相【2026最新調査】
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博多通りもんをめぐっては、過去にSNSや掲示板で「生産終了」「無期限の販売休止」といった不穏な情報が拡散し、ファンを動揺させた時期がありました。この販売休止の噂の真相は、一体どこにあったのでしょうか。
調査の結果、完全な製造終了やブランド廃止という事実は一切ありませんでした。発端となったのは、2022年から2023年にかけて日本全国を襲った過去最大規模の高病原性鳥インフルエンザ流行による深刻な鶏卵不足(エッグショック)と、世界的な乳原料・包装資材の逼迫です。博多通りもんは原材料に新鮮な卵と大量のバターを使用するため、物理的に計画通りの増産が不可能な状況に陥りました。
明月堂は当時、製品の味や品質基準を落として粗悪な代替原料を使うことを頑なに拒否。その結果、一時的に販売個数を制限したり、特定の大容量パックの受注を休止する措置を取りました。これが店頭の品薄状態を目撃した一部ユーザーによって「博多通りもんが販売休止になった」と過剰に解釈され、ネット上で独り歩きしてしまったのが騒動の構図です。
さらに近年行われた価格改定(値上げ)の背景にも、同様の事情があります。酪農家の減少に伴う生乳・バター価格の歴史的高騰、輸送コストの上昇を受け、企業努力だけでは吸収しきれないコスト増が発生しました。しかし、明月堂は原材料の配合比率を変えるステルス値下げ(実質容量ダウン)ではなく、正当な価格改定を選択。長年のファンからは「味が変わるくらいなら適正に値上げして味を守ってほしい」と、むしろその姿勢を高く評価する声が寄せられています。