なぜ紫陽花はすぐ萎れる?劇的復活する水揚げの裏技と長持ちの秘訣
なぜ紫陽花はすぐ萎れる?劇的復活する水揚げの裏技と長持ちの秘訣の重要なポイントについて、最新情報を基に徹底解説します。
紫陽花が他の切り花よりも格段にしおれやすいのには、明確な構造的理由があります。最大の要因は、太い茎の中心部にぎっしりと詰まっている「白いスポンジ状のワタ(髄)」です。
切り口から水を吸い上げる際、このワタが水分を吸収して膨張し、水を吸い上げるための導管(ストローの役割を果たす管)を圧迫して塞いでしまいます。さらに、ワタに含まれる成分が水中の雑菌を繁殖させやすく、切り口を瞬く間に腐食・閉塞させる悪循環を生み出すのです。
加えて、紫陽花の花びらに見える部分は「装飾花(萼=がく)」であり、面積が広く水分が空気中へ蒸発しやすい特徴があります。吸水力が落ちているにもかかわらず、大きな葉や萼から水分が急速に抜けていくため、ほんの数時間で「水下がり」を起こして頭を垂れてしまいます。