プリウス整備モード完全解説!強制始動の裏技と走行禁止の真相
今注目を集めている プリウス整備モード完全解説!強制始動の裏技と走行禁止の真相について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。
プリウスをはじめとするハイブリッド車は、停車中や低速域では自動的にエンジンが停止する「アイドリングストップ」が基本制御となっています。そのため、一般的なガソリン車のように「キーを回してエンジンをかけっぱなしにする」という操作がドライバーの任意では行えません。
しかし、自動車検査場での排ガス測定やスピードメーターテスターでの測定、あるいは冷却水経路に溜まった気泡を排出するLLC交換時のエア抜き作業では、エンジンを止めることなくアイドリング状態を維持し、一定の回転数まで吹き上げる必要があります。この整備作業を可能にするために組み込まれている機能こそが、メンテナンスモード(整備モード)です。
メンテナンスモードへ移行すると、駆動用バッテリーの充電状態にかかわらずエンジンが強制始動し、アイドリング回転数が通常よりも高めの約1000rpm前後で固定されます。さらに、車検ラインのテスター上で車輪を空転させてもブレーキ制御が介入しないよう、TRC(トラクションコントロール)やVSC(車両安定制御システム)が一時的に強制カットされる仕組みになっています。