富士山は何県?境界線が引けない決定的な理由と山頂の意外な所有者
富士山は何県?境界線が引けない決定的な理由と山頂の意外な所有者の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
山頂が境界未定地であるならば、手紙を送る際の住所や公的施設の管轄はどうなっているのでしょうか。実務上の取り決めを見ると、非常に興味深い工夫がなされています。
夏山シーズン中に開設される「富士山頂郵便局」には、独自の郵便番号「〒418-0011」が割り当てられています。この郵便番号は静岡県富士宮市粟倉地先を指しており、集配業務の便宜上、富士宮郵便局が管轄しています。郵便物上では静岡県側の表記が使われますが、これはあくまで郵便事業の利便性を考慮した実務上の措置であり、行政区域が静岡県に確定したわけではありません。
一方、電話回線に関しては、山頂の施設では山梨県側の市外局番(0555)が使われるケースと、静岡県側の番号が使われるケースの双方が混在しています。また、事件や事故が発生した場合の警察・消防の対応についても、山梨県警・静岡県警、周辺消防本部が協定を結び、発生場所や登山ルートに応じて迅速に連携・出動する体制が整えられています。