太平洋で急変する海底火山!気象庁が警告する巨大噴火と津波の波紋
太平洋で急変する海底火山!気象庁が警告する巨大噴火と津波の波紋の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
日本近海に目を向けると、伊豆・小笠原海嶺に位置する福徳岡ノ場をはじめとする活動的カルデラ群が異彩を放つ。大量の軽石を海面に撒き散らし、船舶の航行や漁業へ深刻な打撃を与えた記憶は今なお生々しい。しかし、専門家が真に恐れているのは軽石被害の先にある本震級のマグマ噴出だ。
火山学の第一人者である巽好幸氏(神戸大学名誉教授)らの研究が解き明かすように、太平洋プレートが日本列島の下へ沈み込むプレートテクトニクス運動こそが、膨大な水とマグマを生み出す根本原因である。沈み込んだプレートから絞り出された水分が上部のマントルを溶かし、巨大なカルデラを形成する。福徳岡ノ場周辺の熱流束データは、次の大規模イベントへのカウントダウンがすでに始まっている可能性を示唆している。