すずき一平『水鏡』に隠された制作秘話と現代へ届く歌声の深意
すずき一平『水鏡』に隠された制作秘話と現代へ届く歌声の深意にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
1979年に開催された第18回ヤマハポピュラーソングコンテスト(通称ポプコン)。数々のスターを輩出してきたこのコンテストでグランプリを獲得したことが、すべての始まりだった。当時、ヤマハ音楽振興会が主宰するポプコンは、若手ミュージシャンにとってプロへの登竜門であり、ここから数々の名曲が生み出されていた。
グランプリ受賞後、キャニオン・レコードからメジャーデビューを果たしたシングルは、当時の音楽シーンに鮮烈なインパクトを与えた。70年代後半の日本のミュージックシーンは、従来のフォークソングから洗練されたニューミュージックへと移行する端境期にあった。その独特な哀愁と詩情豊かな世界観は、多くの音楽ファンの心を捉えて放さなかった。