都立青山公園南地区の再開発はどうなる?米軍用地返還と整備計画の全貌
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青山公園は、外苑東通りを挟んで「北地区(港区南青山)」と「南地区(港区六本木)」に分かれています。北地区が早くから芝生広場や遊具を備えた憩いの場として親しまれてきたのに対し、南地区は戦後の歴史に深く翻弄されてきました。
南地区に隣接する土地には、在日米軍施設である「赤坂プレスセンター(ハーディー・バラックス)」が存在します。ここには米軍ヘリポートが設置されており、長年にわたり都心部上空を米軍機が離着陸する特異な環境が続いてきました。もともとこのエリア一帯は戦前の旧陸軍歩兵第三連隊の敷地であり、戦後に米軍へ接収された後、一部が東京都へ返還されて都立公園としての都市計画決定がなされたという複雑な経緯を持ちます。
東京都や港区、そして地域住民は数十年にわたりヘリ基地の全面返還と公園化を国・米軍に強く要請し続けてきました。その結果、過去にヘリポート用地の一部が暫定返還されるなど一定の前進は見られたものの、敷地全体が一体的な公園として整備されるまでには長い年月を要することとなりました。