再開発で揺れたハッピーロード大山はどう変わった?分断の真相と現在

再開発で揺れたハッピーロード大山はどう変わった?分断の真相と現在とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

ハッピーロード大山商店街で巻き起こった変化の最大の要因は、東京都が推進する都市計画道路「補助第26号線」の事業化と、駅周辺の防災性向上を目指す市街地再開発事業です。

補助26号線は、品川区から板橋区に至る環状道路構想の一部であり、災害時における緊急車両の通行路確保や延焼遮断帯としての役割を担っています。この道路計画線が、全長約560メートルにおよぶハッピーロード大山のちょうど中間地点を横断する形になっていたため、道路を通すスペースにある建物の立ち退きとアーケード屋根の一部撤去が避けられない状況となりました。

昭和53年(1978年)に旧「銀座通り」と「協同組合大山銀座商店街」が統合して誕生したハッピーロード大山は、住民の生活と密着しながら発展してきた歴史を持ちます。それだけに、道路計画による分断に対しては地元商店主や住民の間で激しい議論や保存運動が巻き起こりました。しかし、木造密集地域の防災性向上という都市課題の解決に向け、区画整理と再開発ビル建設を一体化させた事業計画が最終的に進められることとなりました。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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