頭痛に冷えピタは逆効果?貼る部位で変わる痛みの真相を専門医が徹底解説
頭痛に冷えピタは逆効果?貼る部位で変わる痛みの真相を専門医が徹底解説について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をお届けします。
頭痛を適切に和らげるには、自身の症状が「片頭痛」なのか「緊張型頭痛」なのかを見極めることが不可欠だ。血管が拡張してズキズキと脈打つ片頭痛の場合、冷やすアプローチは有効に働く。太い血管が走る「こめかみ」や「頸部(首の後ろ・側頭部)」に冷やしたシートや保冷剤を当てることで、血管を収縮させて炎症を抑え込めるからだ。
一方、デスクワークやストレスで首周りの筋肉が凝り固まる緊張型頭痛では、冷やす行為は厳禁とされる。この場合はむしろ、蒸しタオルや入浴で首筋を温め、血流を促すのが正しい選択だ。額だけに漫然と貼るのではなく、太い動脈が通る部位を狙ってピンポイントでアプローチするのが、近年の臨床研究でも推奨される最新知見である。