事務次官の凄さとは?大臣超えの権力と年収・熾烈な出世競争の真実
事務次官の凄さとは?大臣超えの権力と年収・熾烈な出世競争の真実の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。
Q1:事務次官と大臣では、法的にどちらが上の立場ですか?
A1:法的な序列としては明確に「大臣」が上です。大臣は行政府の長たる内閣を構成する政治家であり、省の最高責任者です。ただし、大臣が政治的な方針を示すのに対し、その方針を具現化する全法案・予算・人事の実務を握っているのが事務次官であるため、「実務上の権力は次官が大臣を凌ぐ」と言われます。
Q2:東大出身者でなければ事務次官になることは絶対に不可能ですか?
A2:不可能ではありません。京都大学や東北大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの出身者が事務次官に就任した実例は複数存在します。ただし、財務省や外務省、警察庁などの主要省庁では現在も東大法学部出身者が圧倒的多数を占めており、学歴ピラミッドの傾向は依然として色濃く残っています。
Q3:事務次官を退任した後は、どのような進路に進むのですか?
A3:退任後は、内閣官房副長官などの官邸要職に登用されるケースや、政府系金融機関(日本政策投資銀行など)の役員、大手シンクタンクの理事長、大学教授、大企業の特別顧問などに就任するのが一般的です。また、豊富な人脈と知名度を活かして国政選挙へ出馬し、政治家へ転身する例も少なくありません。