沈黙の臓器が発するSos!肝臓疾患の初期症状と見逃せない危険サイン

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世間には依然として「肝臓病=大酒飲みの病気」という根強い誤解が存在します。しかし、現在医療界で最大の焦点となっているのは、お酒をほとんど飲まない人が発症する非アルコール性脂肪性肝疾患(MASLD/MASH)です。

過剰な糖質摂取、運動不足、メタボリックシンドロームが引き金となり、中性脂肪が肝臓に過剰蓄積。その一部が炎症を伴う脂肪肝炎へと悪化し、飲酒歴がなくても肝硬変や肝がんへと進行します。特に痩せ型体型であっても筋肉量が少なく内臓脂肪が多い「サルコペニア肥満」の人は、外見から異常に気づきにくく発見が遅れやすい盲点となっています。

また、生涯に一度は受けるべき肝炎ウイルス検査(B型・C型)の未受検も深刻な問題です。かつての輸血や医療処置、母子感染などによって自覚のないままウイルスを保有しているケースがあり、これらは早期に抗ウイルス薬等で治療を行わなければ、高い確率で慢性肝炎から肝硬変へ移行します。自治体の無料検診などを活用した確実な検査歴の確認が求められます。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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