モーゼの十戒で海が割れる真相とは?科学が暴いた奇跡のメカニズム
モーゼの十戒で海が割れる真相とは?科学が暴いた奇跡のメカニズムについての真相をご紹介します。
Q1:モーゼの十戒と海が割れるエピソードは、旧約聖書の中では別の話なのですか?
A1:完全に別のエピソードです。海が割れる奇跡はエジプトを脱出した直後の「出エジプト記第14章」で起き、民を率いて海を渡った後の第20章でシナイ山に登り、神から授かった倫理規定が「十戒」です。1956年の映画『十戒』が両方を一本の作品のクライマックスとして劇的に描いたため、混同が定着しました。
Q2:海が割れたとされる場所は、現在の地図で見ると具体的にどこですか?
A2:水深の深い現在の紅海ではなく、スエズ地峡北東部に存在した浅水湿地帯「葦の海(ヤム・スフ)」と考えられています。現在で言えば、ナイル川デルタ東端のマンザラ湖南部やティムサ湖、スエズ運河北部の平坦な潟湖周辺がシミュレーションの対象地となっています。
Q3:日本国内でも「海が割れて道ができる」ような現象は見られますか?
A3:干満差によって海の中に道が現れる「トンボロ現象」であれば、日本国内でも数多く確認できます。香川県小豆島の「エンジェルロード」や静岡県西伊豆の「堂ヶ島」、神奈川県江の島の干潮時などが有名です。ただし、モーセの奇跡として検証されている現象は干満差だけでなく、強い暴風によって水が強制的に吹き寄せられる「ウィンド・セットダウン」による露出である点が異なります。