リウマチになりやすい性格の真相|几帳面な人が発症する医学的背景
リウマチになりやすい性格の真相|几帳面な人が発症する医学的背景にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
昔からリウマチ科の診察室や心身医学の現場では、「関節リウマチの患者には責任感が強く、几帳面で我慢強いタイプが多い」という臨床的な印象が語られてきました。心身医学の領域では、自分の感情(特に怒りや不安などの不快感情)を自覚・言語化することが苦手な状態を「アレキシサイミア(失感情症)」と呼び、これが自己免疫疾患や膠原病の患者に一定数見られることが報告されています。
性格そのものが遺伝子を書き換えて病気を作るわけではありません。医学的に見て重要なのは、几帳面・完璧主義・自己犠牲的な行動パターンが、本人も無自覚なうちに心身を極限まで追い詰めてしまう点にあります。
他者に頼れず一人で抱え込む気質は、交感神経を過剰に刺激し続け、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の分泌異常を招きます。この生化学的な負荷が長期間持続することで、本来は外敵を攻撃すべき免疫システムが暴走し、自分自身の滑膜組織を攻撃する自己免疫疾患の引き金として作用するのです。