マキの木剪定で枯れる原因とは?失敗を防ぐ時期と透かし剪定の極意

マキの木剪定で枯れる原因とは?失敗を防ぐ時期と透かし剪定の極意の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

マキの木を自分で美しく仕立てるためには、表面を刈り込む前に「透かし剪定(すかしせんてい)」で内部を整理する作業が欠かせません。具体的な手順は以下のステップで進めます。

【ステップ1:道具の準備と衛生管理】
作業には切れ味の良い植木鋏(木鋏)、剪定鋏、太枝用の剪定ノコギリを用意します。刃物から病原菌が侵入するのを防ぐため、使用前には必ず消毒用エタノールや熱湯で刃先を殺菌清掃しておきます。

【ステップ2:不要枝(忌み枝)の基部からの除去】
まず木の全体像を観察し、以下のような不要枝を付け根から切り落とします。

  • 枯れ枝・病気配のある枝:見つけ次第、根元から切除。
  • 立ち枝(徒長枝):上に向かって垂直に勢いよく伸びすぎた枝。
  • 下がり枝:下向きに垂れ下がって樹形を乱す枝。
  • 絡み枝・交差枝:他の枝と交差して日当たりを邪魔している枝。
  • 逆さ枝・ふところ枝:幹の内側に向かって伸びている小枝。

【ステップ3:透かし剪定(間引き)の実践】
枝が密集している部分では、太い枝から出ている小枝を「三又(みつまた)になっている部分の真ん中を抜く」「混み合った箇所の古い枝を抜く」要領で間引きします。木の内側に立ち、向こう側の景色や木漏れ日が適度に透けて見える状態(全体の葉量を20〜30%減らすイメージ)が理想的な仕上がりです。

【ステップ4:樹高をコントロールする「芯止め」】
マキの木が高くなりすぎた場合、主幹の頂上部を切り詰める「芯止め(しんどめ)」を行います。芯止めを行う際は、目標とする高さにある元気な横枝(側枝)のすぐ真上で主幹を水平またはやや斜めに切断します。切断面には必ずトップジンMペーストなどの癒合剤(ゆごうざい)を厚めに塗布し、雨水の浸入と木質部の腐朽を徹底的に防ぎます。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest