猿手とは?親指のしびれと治らない噂の真相・原因と治し方【最新】

猿手とは?親指のしびれと治らない噂の真相・原因と治し方【最新】についての最新情報をお届けします。

Q1:猿手と猿腕の違いは何ですか?
A1:全く別の概念です。「猿腕」は関節の柔軟性や骨格の個人差によって肘が内側に反る(過伸展・外反肘)体質的な特徴を指し、病気ではありません。一方の「猿手」は、手首などを走る正中神経が麻痺することで親指の付け根(母指球筋)が萎縮し、つまむ動作ができなくなる病的な神経障害です。

Q2:スマートフォンの使いすぎやパソコン作業だけで猿手になりますか?
A2:スマホの長時間操作やキーボード・マウスの打鍵作業だけで即座に猿手へ至るケースは稀ですが、手首を圧迫する姿勢や反復作業によって腱鞘炎が慢性化し、手根管症候群の引き金となることは十分にあります。軽度のしびれを数ヶ月単位で放置し続けると、最終的に母指球筋が萎縮して猿手へと進行するリスクは存在します。

Q3:母指球筋が一度萎縮してしまったら、市販のハンドグリップなどで鍛え直せますか?
A3:自己判断での筋力トレーニングは厳禁です。神経麻痺によって萎縮している筋肉は、負荷をかけても太くなりません。むしろ神経の通り道にさらなる力学的負荷をかけ、神経障害を悪化させる危険性があります。筋肉の変性が完了する前であれば神経の除圧手術で回復する可能性がありますが、完全に線維化した場合は腱移行術などの専門的治療が必要となります。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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