材料3つでプロ級!塩麹の簡単な作り方と失敗ゼロの熟成極意

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自家製塩麹の仕込みにおいて、成否の9割を握るのは計量の正確さです。目分量ではなく、確立された比率を守ることさえ徹底すれば、雑菌の繁殖を防ぎながら麹菌の酵素を最大限に活性化させることができます。

調味の使いやすさと保存性を両立させた塩麹の黄金比は、「米麹300g:塩100g:水400ml」(乾燥米麹の場合の重量比およそ「麹3:塩1:水4」、塩分濃度約12〜13%)です。塩分濃度が10%を下回ると雑菌が繁殖しやすくなり、逆に15%を超えると発酵速度が極端に遅くなります。日々の料理で塩の代替として小さじ1杯単位で置き換えやすいベストなバランスが、この12〜13%前後の設計です。

原料となる麹には大きく分けて2種類が存在します。ここで知っておくべきが乾燥米麹と生麹の違いです。水分を飛ばして長期保存可能にした「乾燥米麹」はスーパーでも手軽に入手でき、吸水性が高いため水をやや多め(麹と同量〜1.3倍程度)に吸わせる必要があります。一方、酒蔵や味噌蔵から直送される「生麹」は水分を約25〜30%含んでおり、香りと発酵力がフレッシュな反面、日持ちが短いため仕込み時の水分量を乾燥麹より1〜2割減らすのが塩麹の水分量調整方法の鉄則です。

仕込みの手順は至ってシンプルです。まず、固まっている米麹を手でポロポロになるまで丁寧にほぐします。次に清潔なボウルで米麹と塩を合わせ、麹の粒全体に塩がコーティングされるよう両手ですり合わせるように混ぜます(塩切り)。最後に保存容器へ移し、水を注いで清潔なスプーンで底からしっかりと撹拌します。仕込み直後は水が多く見えますが、数時間経つと乾燥麹が水分をぐんぐん吸収してひたひたの状態に落ち着きます。もし翌日になって麹が水面から完全に顔を出して乾いている場合は、ひたひたになる程度まで湯冷まし(一度沸騰させて冷ました水)を少量足して調整してください。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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