子供の作り方を図解で徹底解説!受精の仕組みから子どもへの性教育まで
子供の作り方を図解で徹底解説!受精の仕組みから子どもへの性教育までの重要ポイントをご紹介します。専門的な知識が満載です。
新しい命が芽生えるプロセスは、奇跡的な連続反応の積み重ねによって成り立っています。テキストだけの説明ではイメージしにくい体内でのドラマを、順を追って整理します。
生命誕生の第一歩は、女性の体内で行われる「排卵」です。卵巣の中で成熟した卵胞が破裂し、月に1度、1個の成熟した卵子が腹腔内へと飛び出します。これを卵管采(らんかんさい)というイソギンチャクのような器官がキャッチし、卵管の中へと取り込みます。卵子の受精可能な寿命は排卵後わずか約12〜24時間しかありません。このごくわずかなタイムリミットの中に、精子との出会いが凝縮されています。
一方で、男性側から射精された精子は、1回あたり約1億〜3億匹という膨大な数におよびます。しかし、酸性の膣内をくぐり抜け、子宮頸管を通り、卵管膨大部(らんかんぼうだいぶ)まで泳ぎ着くことができるのは、わずか数十〜数百匹程度に過ぎません。精子の体内での生存期間は約48〜72時間(状態が良ければ約5日間)とされており、卵子よりも長い生命力を持ちます。
卵管膨大部で1個の精子が卵子の外殻(透明帯)を突破すると、瞬時に卵子の膜が硬化し、他の精子が二度と入れないようブロックされます。ここで精子と卵子の核が融合し、46本の染色体(両親から23本ずつ)が揃った「受精卵」が誕生します。
受精卵は2分割、4分割、8分割と猛烈なスピードで細胞分裂(卵割)を繰り返しながら、卵管の繊毛運動によって約4〜5日かけて子宮へと移動します。子宮に到達した受精卵は「胚盤胞(はいばんほう)」と呼ばれる状態にまで成熟し、女性ホルモン(エストロゲンおよびプロゲステロン)の働きによってふかふかのベッドのように厚く充血した子宮内膜へと潜り込みます。
この潜り込む現象を「着床」と呼び、受精から着床の完了までには約7〜10日間を要します。着床が完了して初めて医学的に「妊娠成立」と診断され、母体からヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが分泌され始めます。