形成外科とは何科?整形・美容との違いや保険適用の真実を徹底解説
形成外科とは何科?整形・美容との違いや保険適用の真実を徹底解説の重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。
外来診療で特に相談の多い6つの主要疾患について、形成外科における手術手法と自己負担費用の目安を解説します。
1. ほくろ除去(色素性母斑)の保険適用基準
ほくろ除去 保険適用 形成外科での診療は、「日常生活に支障があるか」「悪性腫瘍の疑いがあるか」が分かれ目になります。洗顔や髭剃りの際に引っかかって出血する、眼鏡のフレームに当たって痛む、視野を遮る、短期間で急激に大きくなっているといった医学的妥当性があれば、病理組織検査を含めて保険適用となります。切除後は皮膚の緊張線(シワの方向)に沿って極細の糸で真皮縫合を行い、傷跡を最小限に抑えます。3割負担の場合、費用は約5,000円〜1万円前後(病理組織検査代含む)です。
2. 粉瘤(アテローム)の日帰り手術
皮膚の下に袋状の組織ができ、皮脂や角質が溜まって徐々に大きくなる良性腫瘍です。放置すると細菌感染を起こして激しく腫れ上がる(炎症性粉瘤)ため、早期の根治摘出が推奨されます。粉瘤 日帰り手術 形成外科では、袋ごと完全に摘出する切開法のほか、数ミリの小さな穴から内容物と袋を抜き取る「くり抜き法(へそ抜き法)」などが選択されます。局所麻酔を用いた15〜30分程度の手術で終了し、3割負担時の費用は約5,000円〜1万5,000円程度(部位・大きさによる)です。
3. 眼瞼下垂(まぶたの垂れ下がり)の手術
上まぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋)や腱膜が緩み、まぶたが下がって視野が狭くなる疾患です。無意識に眉を上げて物を見ようとするため、頑固な頭痛や肩こりの原因にもなります。眼瞼下垂 手術 形成外科では、機能改善を主目的として「挙筋腱膜前転法」などの手術を保険診療で行います。たるんだ皮膚を切除しながら自然な開瞼状態を形成し、3割負担の場合、両目で約4万5,000円〜5万円程度の費用となります。
4. 傷跡修正(瘢痕形成術)
過去の手術痕、事故の傷、帝王切開後のミミズ腫れ(肥厚性瘢痕)などに対し、引きつれを解除して目立たなくする治療です。傷跡修正 手術 形成外科では、単に縫い直すだけでなく「Z形成術」や「W形成術」という特殊な切開法を用いて直線の傷をジグザグに変え、皮膚の緊張を分散させます。機能障害を伴う引きつれがある場合は保険適用となり、整容面のみが目的の場合は自費診療となるケースがあります。
5. 巻き爪・陥入爪の根治治療
爪の端が皮膚に食い込んで炎症や激痛を引き起こす巻き爪 陥入爪 治療では、爪の幅を狭くして爪母を処理する「フェノール法」などの小手術が保険適用で行われます。痛みが強く化膿を繰り返している場合、即日〜数日で痛みを劇的に改善させることが可能です。
6. 熱傷・瘢痕拘縮の治療
熱傷(やけど)の急性期処置から、治癒後に皮膚が縮んで関節が曲がらなくなる熱傷 瘢痕拘縮 治療まで、形成外科の独壇場といえる領域です。植皮術(皮膚移植)や皮弁形成術を駆使し、失われた運動機能と外見の両面を再建します。