目の裏に虫が入った!?眼球の構造から暴く真相と安全な取り出し方
目の裏に虫が入った!?眼球の構造から暴く真相と安全な取り出し方に関するポイントを徹底的にまとめました。詳細な解説をご覧ください。
昆虫が目に飛び込んできた直後、二次被害を最小限に抑えつつ安全に除去するための目に入った虫の正しい取り方をプロトコルとして整理しました。特に初動での慌てた行動を抑えることが肝要です。
とりわけ春から秋にかけて大量発生する小バエが目に入った対処法としても、以下の4ステップを厳格に守ってください。
- 絶対にこすらず、手を石鹸で徹底的に洗う:反射的に手が目に向かうのを意志の力で制止してください。処置を始める前に、手指についた雑菌が目に入らないよう流水と石鹸で入念に手を洗浄します。
- 自然な瞬きを繰り返して涙で流す:まずは数十秒間、まばたきをパチパチと繰り返します。異物刺激によって分泌された自分の涙が、最も安全で刺激の少ない天然の洗浄液として機能し、虫を押し出してくれる場合があります。
- 人工涙液や生理食塩水の洗い流しを行う:涙だけで排出されない場合、市販の防腐剤無添加の人工涙液、または滅菌生理食塩水を惜しみなく点眼します。目頭側から目尻側へ液体が流れるように顔を傾け、洗い流すように数滴〜十数滴を注ぎます。洗面器に清潔な水を張り、その中で目をパチパチと開閉させる洗眼法も有効です。
- 鏡を見て位置を確認し、綿棒の先で優しく触れる:下まぶたを引き下げたり、上まぶたを軽くめくったりして虫の位置が白目(結膜)の部分に見えている場合に限り、水で濡らした清潔な綿棒の先端をそっと異物に接触させて吸着させます。ただし、黒目(角膜)の上に乗っている虫には絶対に自分で触れてはいけません。角膜を器具で突けば即座に潰瘍へと進行するため、黒目にある場合は直ちに眼科へ向かいます。
ここで強く警告しておきたいのが「水道水の直当てによる長時間の洗眼」です。水道水に含まれる残留塩素は角膜上皮の細胞を痛めるだけでなく、水道水や土壌中に生息する微小な原生動物「アカントアメーバ」が傷ついた角膜に入り込むと、失明リスクのある難治性のアカントアメーバ角膜炎を誘発する恐れがあります。長時間の水道水洗浄は避け、原則として人工涙液や専用の洗眼液を使用してください。