朝霞駐屯地はなぜ防衛の心臓部なのか?陸上総隊とりっくんランド徹底解剖

朝霞駐屯地はなぜ防衛の心臓部なのか?陸上総隊とりっくんランド徹底解剖に関する疑問を丁寧にまとめました。最新データをご覧ください。

朝霞駐屯地を語る上で欠かせないのが、その特異な朝霞駐屯地の歴史と役割です。戦前は旧陸軍予科士官学校(振武台)としてエリート軍人を育てた地であり、敗戦後は米軍の「キャンプ・ドレイク」として接収され、ベトナム戦争時には野戦病院が置かれるなど激動の昭和史を刻んできました。日本側に全面返還された後、首都圏防空および防衛の要石として再整備が進められた経緯を持ちます。

現在、朝霞駐屯地が自衛隊組織の中で「最重要拠点」と位置づけられる最大の理由は、2018年の陸上自衛隊大改革によって新編された陸上総隊司令部が朝霞に設置された点にあります。それまで北部・東北・東部・中部・西部の5つの方面隊に分権されていた指揮系統を束ね、有事や大規模災害時に防衛大臣の命を一元的に全国部隊へ下すオペレーションセンターが、この朝霞の地下深くに張り巡らされた高機密ネットワーク施設内に存在しています。

さらに、関東・甲信越・静岡の首都圏1都9県の防衛警備を統括する東部方面総監部が朝霞駐屯地に隣接・駐屯しており、国家中枢機能の維持と首都直下地震における初動対処部隊の出撃拠点としての二重のセーフティネットを構築しています。まさに、日本の国家主権と首都機能を物理的・心理的に支える「防衛の最後の砦」と言えます。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest