長辺とじとは?両面印刷で裏が逆さまになる原因と正しい設定法

長辺とじとは?両面印刷で裏が逆さまになる原因と正しい設定法に関する詳細情報を詳しくまとめました。詳細な解説をご覧ください。

設定のロジックが理解できても、使用するソフトウェアやドライバーのUI(操作画面)で迷ってしまっては意味がありません。ビジネス現場で頻繁に利用される主要ツール別の設定手順を整理します。

1. Microsoft Wordにおける両面印刷設定

Wordで両面印刷を行う際は、アプリケーション側の設定とプリンタードライバー側の設定が二重に存在することに注意が必要です。

ファイルメニューから「印刷」を開き、設定項目の中にある「片面印刷」のプルダウンをクリックします。ここで「両面印刷(長辺を長軸としてページをめくる)」または「両面印刷(短辺を短軸としてページをめくる)」を選択します。縦向きのビジネス文書であれば「長辺を長軸」を選びます。もし余白設定で左右非対称のとじしろを設けている場合は、「ページ設定」ダイアログの「複数ページの印刷設定」で「見開きページ」を選択しておくことで、左綴じ・右綴じのレイアウトが正しく反映されます。

2. Adobe Acrobat(PDF)における長辺とじ設定

PDFを印刷する際、最もトラブルが起きやすいのが「ドライバープロパティとの競合」です。Acrobatの印刷ダイアログ中央にある「用紙の両面に印刷」にチェックを入れると、その直下に「長辺を綴じる」と「短辺を綴じる」のラジオボタンが表示されます。

ここで重要なのは、「プリンターのプロパティ」ボタンを押して開く詳細設定側と、Acrobat画面側の設定を重複させないことです。Acrobat側で両面設定を有効にした場合は、プリンタープロパティ側はデフォルト(両面印刷なし、または自動同期)にしておかないと、ドライバー側で二重に反転処理が実行され、予期せぬ上下逆さま印刷が発生するケースがあります。

3. オフィス複合機(キヤノン・リコー・富士フイルム等)のタッチパネル操作

USBメモリから直接印刷する場合や、コピー機能を使って両面コピーを作成する場合は、複合機の液晶パネルで「2面→2面」または「1面→2面」を選択します。この際、画面上に「開き方」または「原稿のセット方向と仕上がり」という詳細設定項目が表示されます。原稿を原稿送り装置(ADF)にセットした向き(縦入れか横入れか)と、希望する「左右開き/上下開き」を指定することで、機械が正確に表裏の回転を制御します。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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