「琴線に触れる」は怒りではなく大感動!誤用の真相と語源を徹底解説

「琴線に触れる」は怒りではなく大感動!誤用の真相と語源を徹底解説にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

ここで、混同されやすい「逆鱗に触れる」との違いを整理しておきましょう。両者は意味もシチュエーションも180度異なります。

「逆鱗に触れる」の語源は、中国の思想書『韓非子』に記された伝説の竜に由来します。竜のあごの下には1枚だけ逆さに生えた鱗(逆鱗)があり、これに触れた者は必ず竜に殺されるという伝説から、「目上の人の激しい怒りを買うこと」を意味するようになりました。

対照的に「琴線に触れる」は、心の弦が美しい音を立てて共鳴する状態です。「逆鱗=触れてはならないタブー・激怒」「琴線=胸を打つ美しさ・深い感動」という対比を頭に刻んでおけば、今後言い間違える心配はありません。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest