政界屈指の達筆!麻生太郎の筆跡が絶賛される理由と直筆色紙の秘話
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麻生氏の書を語る上で欠かせないのが、その生い立ちと血筋だ。戦後の日本を導いた祖父・吉田茂元首相もまた、大らかな中にも芯のある書を揮毫(きごう)することで知られていた。麻生家には幼少期から日常的に毛筆に親しむ環境が整っており、古典の臨書を通じて培われた確かな基本が根底にある。
しかし、麻生氏の書は単なる古典の模倣にとどまらない。太くどっしりとした線の始筆と、すっと引き締まった鋭い終筆。そのコントラストが生み出す独特の躍動感こそが「麻生流」の真骨頂である。政界の荒波をくぐり抜けてきた男の胆力が、そのまま墨の滑走となって紙上に立ち現れているかのような印象を抱かせる。