京都八坂神社「龍穴」と七不思議の真相!夜通し参拝の理由と本当のご利益
京都八坂神社「龍穴」と七不思議の真相!夜通し参拝の理由と本当のご利益にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
八坂神社を語る上で頂点を極める神事が、千百年以上の伝統を誇る「祇園祭」です。貞観11年(869年)、平安京をはじめ全国に猖獗(しょうけつ)を極めた疫病を祓うため、神泉苑に当時の国の数と同じ66本の鉾を立て、八坂神社の神輿を送って御霊会(ごりょうえ)を執り行ったことが起源とされています。
2026年の祇園祭も、例年通り7月1日から31日までの1か月間にわたり厳粛かつ壮大に斎行されます。祭りのハイライトとなる山鉾巡行と、八坂神社の神様が町中へとお渡りになる神幸祭・還幸祭の最新日程は以下の通りです。
- 2026年 祇園祭・前祭(さきまつり)主要日程:
- 7月10日〜14日:山鉾建て(各町内で釘を使わない縄絡みの伝統技法により鉾を組み立て)
- 7月14日〜16日:前祭 宵山(四条通・烏丸通周辺が歩行者天国となり駒形提灯が点灯、祇園囃子が響く)
- 7月17日:前祭 山鉾巡行(午前9時〜)および 神幸祭・神輿渡御(夕刻〜八坂神社の3基の神輿が四条御旅所へ)
- 2026年 祇園祭・後祭(あとまつり)主要日程:
- 7月18日〜21日:後祭 山鉾建て
- 7月21日〜23日:後祭 宵山(前祭のような大規模露店はなく、静かに名宝や屏風を愛でる風雅な宵山)
- 7月24日:後祭 山鉾巡行(午前9時30分〜)・花傘巡行、および 還幸祭(夕刻〜御旅所から神輿が八坂神社本殿へ帰還)
- 7月31日:疫神社夏越祭(八坂神社境内の疫神社にて茅の輪くぐりを行い、1か月の祭事が幕を閉じる)
観光客の視線はどうしても豪華絢爛な「動く美術館」と呼ばれる山鉾巡行に集中しがちですが、民俗宗教的な本質は巡行の後に行われる「神幸祭(しんこうさい)」と「還幸祭(かんこうさい)」にあります。山鉾巡行はあくまで、神様がお通りになる京の町筋の邪気を払い清めるための露払い役にすぎません。清められた町へ、八坂神社の本殿から素戔嗚尊を乗せた「中御座」、櫛稲田姫命の「東御座」、八柱御子神の「西御座」の3基の神輿が屈強な担ぎ手たちによって「ホイット、ホイット」の勇壮な掛け声とともに繰り出される瞬間こそ、祇園信仰のエネルギーが最高潮に達する瞬間です。