赤ワインの飲み方完全ガイド!常温の誤解と渋みを劇的に変える極意
赤ワインの飲み方完全ガイド!常温の誤解と渋みを劇的に変える極意の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
同じワインであっても、注ぐグラスによって香りや味わいの印象は劇的に変化します。赤ワインのグラス選びにおいて最も重要なのは、ボウルの形状と口径の広さです。
渋みが強く重厚なボルドー系には、香りを閉じ込めつつ舌の中央から奥へとダイレクトに流し込む「ボルドー型(縦長の卵型)」が適しています。一方、ピノ・ノワールのように複雑で華やかなアロマを楽しむ品種には、香りをボウル内に充満させて鼻腔全体で捉える「ブルゴーニュ型(風船のように膨らんだ広口形状)」が欠かせません。
また、高級レストラン等で見かける赤ワインのデキャンタージュの理由には、主に2つの明確な目的が存在します。
- オリ(澱)の除去:熟成したヴィンテージワインの底に溜まった沈殿物を取り除き、澄んだ液体だけをグラスに注ぐため。
- 強制的なエアレーション(呼吸):若く硬いワインを空気に触れさせ、短時間で酸化を促進させて香りを一気に開かせるため。
デイリーワインの場合、高価なデキャンタを用意する必要はありません。飲む1〜2時間前に抜栓しておくか、大きめのグラスに注いでゆっくりと時間をかけて飲むことで、グラス内デキャンタージュと同じ効果が得られます。