小野賢章が語るハリー・ポッター秘話!12歳抜擢と声変わり苦闘の10年
小野賢章が語るハリー・ポッター秘話!12歳抜擢と声変わり苦闘の10年に関する話題のニュースをまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。
子役が長期シリーズの吹き替えを担当する際、最大の壁となるのが思春期の声変わり(変声期)です。映画のキャスト陣が成長するスピードと、吹き替えを担当する小野さんの肉体的な変化が完全に一致するとは限らず、制作過程では深刻な苦悩がありました。
必読記事
特に転換期となったのが、第3作『アズカバンの囚人』から第4作『炎のゴブレット』にかけての時期です。小野さんの声は急速に低音へと変化し、前作までのあどけないハリーの声とのギャップに苦しむことになりました。一時は「声が変わってしまったら役を交代させられるのではないか」という強いプレッシャーを抱えていたと明かしています。
この危機を救ったのが、音響監督や演出スタッフとの徹底的なディスカッションでした。制作陣はキャスト変更を行うのではなく、ダニエル・ラドクリフ本人の成長と小野さんの声変わりを同期させ、「青年の声へと成長していくハリー」をリアルタイムで表現する方針を選択。小野さんも喉に負担をかけずに感情を乗せる発声技術を必死に模索し、この試練を乗り越えたことで、役者として一段高い表現力を身につける契機となりました。