デニムとジーンズの違いとは?ジーパンの語源や正しい使い分けを徹底解説
デニムとジーンズの違いとは?ジーパンの語源や正しい使い分けを徹底解説について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
アパレル製品を見渡すと、デニムによく似た質感を持つ生地として「ダンガリー」や「シャンブレー」が存在します。これらは混同されがちですが、糸の配置と織り組織において決定的な構造差があります。
ダンガリーとデニムの違いは、糸の色の反転にあります。デニムが「タテ糸=色糸・ヨコ糸=白糸」であるのに対し、ダンガリーは「タテ糸=白糸・ヨコ糸=色糸」を使って織り上げられます。薄手で柔らかい風合いに仕上がるため、主にシャツや子供服、エプロンなどに採用されます(名前の由来はインドのムンバイ近郊の港町ダンガリ)。
一方、シャンブレーとデニムの違いは織り方にあります。デニムが斜めに畝(うね)が走る「綾織り」であるのに対し、シャンブレーはタテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸を1本ずつ交互に交差させる「平織り」で仕立てられます。平織り特有の霜降り調の光沢と薄く通気性に優れた着心地が特徴で、フランス北部の織物産地カンブレー(Cambrai)が発祥とされています。