呉越同舟の意味と由来とは?孫子の兵法に学ぶビジネス協業と正しい使い方
呉越同舟の意味と由来とは?孫子の兵法に学ぶビジネス協業と正しい使い方に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。
「呉越同舟」の基本的な意味は、仲の悪い者同士や敵対する関係にある者たちが、同じ場所や境遇に居合わせること、そして共通の困難や利害のために協力し合うことの2つを含んでいます。
言葉の成り立ちは、古代中国の春秋時代に激しく争い合った「呉(ご)」の国と「越(えつ)」の国に由来します。地理的にも隣接し、何代にもわたって血で血を洗う死闘を繰り広げた両国の国民感情は、顔を合わせれば刃傷沙汰になりかねないほど険悪なものでした。
しかし、そうした宿敵同士であっても、同じ船に乗り合わせて嵐に見舞われれば、沈没を避けるために左右の手のように助け合わざるを得ないという人間心理の機微を突いた故事成語です。単なる同席を表すだけでなく、「共通の危機がもたらす強制的な協力関係」というダイナミズムが含まれている点が見逃せません。