出雲大社は48Mの超高層神殿だった?古代の姿と発掘された巨柱の真相

出雲大社は48Mの超高層神殿だった?古代の姿と発掘された巨柱の真相についての最新情報をご紹介します。

発掘調査以前から、出雲大社の社家である千家(せんげ)家には『金輪御造営差図(かなわのごぞうえいさしず)』と呼ばれる古絵図が秘蔵されていました。そこには、3本の丸太を束ねて1本の柱とする特異な平面プランが描かれていましたが、発掘された遺構の配置・寸法は、この古絵図の記述とミリ単位の狂いもなく完全に一致していました。

復元図の検証によって浮かび上がったのは、現代人の想像を絶する構造美です。地上48メートルの本殿へ参拝・昇殿するために架けられた木造階段(引橋)の長さは、約109メートル(1町)に及んだとされています。

緩やかな傾斜で天空へと一直線に伸びる長大な木造スロープと、巨柱9本に支えられて雲海の上にそびえる社殿。構造力学的にも、巨大な柱の芯々距離や傾斜角度が緻密に計算されており、当時の出雲が極めて高度な土木・建築技術を保持していたことを物語っています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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