「重ねてお詫び申し上げます」は失礼?プロが教える正しい使い方とメール例文

「重ねてお詫び申し上げます」は失礼?プロが教える正しい使い方とメール例文についての真相をお届けします。

Q1:メールの冒頭で「重ねてお詫び申し上げます」と書くのはマナー違反ですか?
A1:はい、明確なマナー違反および誤用となります。「重ねて」という言葉は過去または直前の謝罪行為を前提とするため、相手に対して初めて送る謝罪メールの一文目で使うことはできません。冒頭では「〇〇の件につきまして、深くお詫び申し上げます」などを用い、「重ねて〜」は本文末尾の結びの言葉として使用してください。ただし、事前に電話や対面で謝罪を済ませている場合は、冒頭で「先ほどはお電話にて大変失礼いたしました。本件につきまして重ねてお詫び申し上げます」と書くことは問題ありません。

Q2:口頭(対面での商談や電話対応)でも「重ねてお詫び申し上げます」を使ってよいですか?
A2:口頭での使用も全く問題ありません。例えば、訪問時にミスに関する詳細な説明と対策を説明し終えた後、退出の間際に「本日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。今回の不手際につきまして、重ねてお詫び申し上げます」と一礼して締めくくる使い方は、非常に丁寧で誠意が伝わる立ち振る舞いとなります。

Q3:社内の上司や役員に対するお詫びメールで使っても失礼になりませんか?
A3:目上の社内関係者に対して使用しても一切失礼にはあたりません。最高クラスの丁寧さを持つ謙譲語表現であるため、直属の上司はもちろん、他部署の役員や役職者に対するトラブル報告書の文末やフォローメールの結びとしても極めて適切です。ただし社内向けの場合でも、言葉の過剰な連発は避け、業務への影響範囲と今後のリカバリー策を論理的に明記することを優先してください。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest