セプテンバーは何月?語源は「7」なのに9月へズレた衝撃の理由を徹底解説
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インターネット上の質問掲示板やSNSでは、この2ヶ月のズレについて頻繁に語られる有名な「都市伝説」が存在します。それは、「古代ローマの独裁官ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)と初代皇帝アウグストゥスが、自分の名前を冠した月(7月のJulyと8月のAugust)を勝手に途中に割り込ませたため、後ろの月が押し出されて2ヶ月ズレた」という俗説です。
歴史的な事実を厳密に検証すると、この「皇帝割り込み説」は明確な誤解です。カエサルが行った「ユリウス暦」への改暦(紀元前45年)において、彼らはまったく新しい月を途中に挿入したわけではありません。もともと存在していた「5番目の月(Quintilis)」をカエサルの功績を称えて「Julius(July)」へ改称し、のちに「6番目の月(Sextilis)」を皇帝アウグストゥスの名誉のために「Augustus(August)」へとリネーム(改名)したに過ぎないのです。
すでにヌマ暦の段階で年始が1月に移動していたため、カエサルたちが名前を変えるよりも1世紀以上前から、セプテンバーは9月になっていました。この名残は、セプテンバー以降の年末にかけての月名にも完全に引き継がれています。
タコ(Octopus)の8本足や音楽の8度音程(Octave)と同じ語源「octo(8)」を持つオクトーバー(October)は10月。10進法(Decimal)や10年間(Decade)と同じ語源「decem(10)」を持つディセンバー(December)は12月。そしてラテン語の「novem(9)」に由来するノーベンバー(November)は11月です。秋から冬にかけての英語月名は、いずれも「語源の数字+2」の法則によって、整然とズレたまま現代の社会構造に組み込まれています。