ぐし縫いとは?並縫いとの違いや和裁・ギャザーのプロ技を徹底解説
ぐし縫いとは?並縫いとの違いや和裁・ギャザーのプロ技を徹底解説について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。
Q1:家庭科用の普通の針や糸でもぐし縫いは綺麗に縫えますか?
A1:一般的な手縫い針(三ノ三や四ノ三などの中くけ針)と普通地用手縫い糸でも縫うことは十分に可能です。ただし、約2ミリの細かい針目を連続して通すためには、針軸が細く、針穴が小さめの「細針」を選ぶと布通りがスムーズになり、格段に綺麗に仕上がります。
Q2:ギャザーを寄せるぐし縫いで、引っ張ったときに糸が切れてしまいます。対策はありますか?
A2:主な原因は、糸が細すぎるか、縫い目の摩擦が強すぎることです。対策として、ポリエステル製の丈夫な手縫い糸を2本取りにするか、太めの30番手を使用してください。また、布に対して1本ではなく「2本のぐし縫い」を平行に通し、2本の糸を同時に均等な力で引くことで負荷が分散され、糸切れを劇的に防ぐことができます。
Q3:リサイクル着物を買ったのですが、衿元の白いぐし縫いは取って着用するべきですか?
A3:訪問着や留袖などの衿元、袖口に等間隔で入っている細かな白いぐし縫い(ぐしじつけ)は、着物の格式と仕立ての美しさを示す意匠ですので、取らずにそのまま着用するのが正解です。ただし、着物全体を大雑把に留めている粗い「仕付け糸(しつけ糸)」は着用前に外す必要がありますので、針目の細かさと縫われている場所で見分けてください。