【経歴】 ゴイアニア 被曝 事故 ファン必見の最新情報 #608
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1987年9月、ブラジル中部ゴイアス州の州都ゴイアニア。廃墟となった民間がん治療クリニックに、小遣い稼ぎを目論む二人の男が侵入した。彼らが見つけたのは、重い鉛製の容器に入った回転式の放射線治療装置だった。価値がある金属だと思い込み、彼らは自宅へ持ち帰って解体作業を始めた。それが、悪夢の始まりだった。
彼らがこじ開けたカプセルの中には、塩化セシウムの粉末が入っていた。暗闇で妖しく、美しく青く光るその粉は、またたく間に近隣住民の好奇心を刺激した。人々はそれを手で触り、体に塗り、奇妙な「光る砂」として家族や友人に分け与えた。彼らが手にしていたのは、強力なガンマ線を放ち続けるセシウム137だったのだ。