幕末オープンワールドの到達点か?『Rise of the Ronin』発売から2年、いま再評価される「Team Ninja」最高傑作の真価
幕末オープンワールドの到達点か?『Rise of the Ronin』発売から2年、いま再評価される「Team Ninja」最高傑作の真価について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
坂本龍馬、高杉晋作、そして井伊直弼。教科書で見た偉人たちが、生身の人間として目の前に現れる。本作の「因縁システム」は、単なる好感度メーターではない。
佐幕派(幕府を支える側)と倒幕派(幕府を倒す側)、どちらの陣営に肩入れするかで、ストーリーの展開だけでなく、戦場で誰が味方になり、誰が敵になるかがリアルタイムで変化する。この歴史のダイナミズムを自分の手で動かせる感覚は、歴史シミュレーションを得意とするコーエーテクモならではの強みだ。
一方で、どのルートを選んでも大筋の歴史の流れ(史実)からは大きく逸脱できない点に、一部のプレイヤーは物足りなさを感じたようだ。「もっと自由な歴史の改変がしたかった」という声もあるが、史実の重みとフィクションのバランスを極限まで追求した結果の着地点としては、極めて完成度が高いと言えるだろう。