「緑の新幹線」はなぜ誕生した?はやぶさと200系に宿る色彩の深層

「緑の新幹線」はなぜ誕生した?はやぶさと200系に宿る色彩の深層の詳細について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

Q1:E5系はやぶさと北海道新幹線H5系の車体カラーは、緑色の部分も違う色なのですか?
A1:上部の緑色(常盤グリーン)と下部の白色(飛雲ホワイト)は両形式とも全く同じ塗料が使われています。違いは中央の帯色であり、E5系が「つつじピンク」、H5系がラベンダーをイメージした「彩香パープル」となっています。また、側面のエンブレムもハヤブサ単体か、北海道の地形入りかで明確に区別されています。

Q2:かつて走っていた緑色の200系新幹線を現在も見学できる場所はありますか?
A2:定期営業運転からは完全に引退していますが、埼玉県さいたま市の「鉄道博物館(てっぱく)」にて、トップナンバーである200系新幹線(先頭車両)が静態保存されています。特徴的なスノープラウ(雪かき器)や丸みのあるスカート、懐かしの緑14号の塗装を間近で鑑賞することが可能です。

Q3:なぜ東海道新幹線は緑色を採用せず、ずっと青色のラインのままなのですか?
A3:1964年に開業した東海道新幹線0系は、澄み切った青空とスピード感を象徴する「青20号」を採用しました。これは当時、東海道が太平洋沿岸の温暖な地域を結ぶビジネス特急としての役割を担っていたためです。その後、東北新幹線を計画する際に「雪国との明確な差別化」を図る目的で緑色が選定され、東西の新幹線で青と緑の棲み分けが確立されました。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest