巾着ショルダーバッグ作り方徹底解説!裏地付きや丸底の失敗防ぐプロ技
巾着ショルダーバッグ作り方徹底解説!裏地付きや丸底の失敗防ぐプロ技の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。
次に、日常使いでの満足度を飛躍的に向上させる外ポケット付き巾着ショルダー詳細まとめと、開閉の軽快さを左右する巾着バッグ紐の通し方詳細をステップバイステップで紐解いていきます。
スマートフォンをサッと取り出せる外ポケットは、表袋を立体に組み立てる「前段階」で取り付けるのが絶対則です。ポケット口を三つ折りステッチした布を、表地の正面中央に配置し、底と両脇を仮止め(縫い代5mm)しておきます。このとき、ポケットの中央に縦のステッチを1本入れるだけで、スマホ用とリップ・鍵用の2分割ポケットになり、バッグ内部の散らかりを防ぐことができます。
続いて、バッグの両サイドにショルダーベルトを連結するための「Dカン用タブ」を挟み込みます。幅20mmのテープを5cmにカットし、Dカンを通したタブを、表布の脇(紐通し位置よりも下部、上端から5〜6cm下がベスト)に下向きに仮止めします。この位置調整を誤って紐通し口と重ねてしまうと、紐を絞った際に金具が干渉して巾着が完全に閉じなくなってしまうため、厳密な位置決めが必要です。
最後に、最も質問が多い紐通しのルーティンです。プロ級の開閉感を実現するためには、2本の紐を左右から交差させて通す「両引き(ダブルコード)仕様」を採用します。
- 1本目の挿入:右側の紐通し口から紐通し(または安全ピン)を差し込み、前後の胴体をぐるりと1周させて、再び右側の同じ口から引き出します。端をきれいに揃えて本結び、またはループエンドを通します。
- 2本目の挿入:今度は左側の紐通し口からもう1本のコードを差し込み、同様にぐるりと1周回して、左側の口から引き出します。左右の結び目を同時に引っ張ることで、均等なテンションで中央へ美しくギャザーが集まります。
この2本のコード長は、「バッグの横幅 × 2 + 結び目ゆとり分(約15cm)」が黄金比率とされています。長すぎるとショルダー掛けした際に紐が垂れ下がって邪魔になり、短すぎるとバッグの口が全開にならず荷物の出し入れに難儀するため、事前のサイジングが快適性を直結させます。