くまのプーさん著作権切れの真相|ホラー映画化の理由と商用利用の罠
くまのプーさん著作権切れの真相|ホラー映画化の理由と商用利用の罠を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
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日本国内における権利状況を見る際には、米国とは異なる法制度への理解が不可欠です。日本での著作権保護期間は基本的に「著作者の死後70年」ですが、くまのプーさんを語る上では原作者A・A・ミルンだけでなく、名作挿絵を手がけたE・H・シェパードの権利を分けて考えなければなりません。
原作者のミルンは1956年に死去しており、旧法(死後50年)と戦時加算(第二次世界大戦に伴う約10年の延長措置)を考慮しても、日本における文章の著作権は2017年頃までに満了を迎えています。しかし、誰もが思い浮かべるクラシックプーの挿絵を描いたシェパードが亡くなったのは1976年です。
2018年の法改正によって保護期間が70年に延長された影響もあり、E・H・シェパードの挿絵に関する日本国内の著作権は2046年以降まで保護が継続しています。つまり日本においては、ミルンの書いた「文章」のパブリックドメイン化が進んでいる一方で、「原作の挿絵そのもの」を無断でスキャンして利用することは依然として違法となる点に厳重な注意が必要です。