クワガタのメス見分け方完全ガイド|種類ごとの特徴と判別ポイント
クワガタのメス見分け方完全ガイド|種類ごとの特徴と判別ポイントを詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
野外でメスのクワガタを捕獲した際、直感やサイズだけで判断しようとすると誤認の原因になります。まずは昆虫の体を3つの部位に分解し、以下の手順でチェックしていくのが同定(種類の特定)の基本セオリーです。
ステップ1:前脚(脛節:けいせつ)の形状とトゲの有無を確認する
クワガタのメスは、産卵時に朽ち木や土を掘り進めるため、前脚の先端(脛節)が種ごとに独特の進化を遂げています。外側に弓なりに強く曲がっているか、直線的で平たいか、側面に並ぶトゲ(棘)の数と鋭さはどうかが最大の分岐点となります。
ステップ2:背中(上翅:じょうし)の光沢と点刻の配列を見る
翅の表面にピカピカとした強いツヤがあるのか、マットで鈍い光沢なのかを観察します。さらに重要なのが「点刻(微細な穴)」の並びです。全体に無秩序に散らばっているのか、それとも規則正しいスジ状の列を作っているのかを確認します。
ステップ3:大アゴの内歯(内側の突起)と体全体の立体感をチェックする
メスの小さな大アゴにも、中央に山型の突起(内歯)があるもの、先端近くにトゲがあるものなど明確な差が存在します。あわせて、体が上から押しつぶされたように平たいか、厚みがあって丸みを帯びているかを総合評価します。
なお、基本的な前提としてカブトムシのメスとクワガタのメスの違いで迷うケースもありますが、カブトムシのメスは体全体が細かな茶褐色の毛で覆われており、頭部の中央に小さなイボ状の突起(角の名残)があります。表面がツルリとした硬いキチン質で覆われている個体であれば、間違いなくクワガタの仲間です。