生理が終わらないのはなぜ?長引く出血の危険な原因と受診の目安
生理が終わらないのはなぜ?長引く出血の危険な原因と受診の目安とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
検査をしても子宮や卵巣自体に腫瘍などの異常が見当たらない場合、その多くはホルモンバランスの乱れ(機能性出血)に起因しています。女性ホルモンをコントロールしているのは、脳の「視床下部」と「下垂体」です。この部位は自律神経の中枢でもあり、極めてデリケートな性質を持っています。
過度な仕事のプレッシャーや人間関係のストレス、睡眠不足、急激なダイエットによる体重減少などは、脳からのホルモン分泌指令を簡単に狂わせます。その結果、卵巣が適切に刺激されず、排卵が起きないまま出血が続く「無排卵周期症」や、黄体ホルモンの分泌が不十分になる「黄体機能不全」を引き起こします。
排卵が起きないと子宮内膜を維持するホルモンの切り替えがスムーズにいかず、不規則かつ長期的な出血が続いてしまいます。「最近忙しくて休めていない」「環境の変化で強いストレスを感じている」という時期に生理が止まらなくなった場合、自律神経とホルモンリズムの破綻が強く疑われます。