メール宛名の役職に「様」はNg?失礼にならない正しい書き方と例文
メール宛名の役職に「様」はNg?失礼にならない正しい書き方と例文についての真相をお届けします。
実務において実務担当者を最も悩ませるのが、「役職名が非常に長い場合」と「複数名へ同時にメールを送る連名の場合」のレイアウトです。
役職名が長い場合の対処法
近年、組織の統廃合やグローバル化に伴い、「執行役員常務 デジタルイノベーション推進本部 クラウド基盤統合開発部 部長」のように、肩書だけで20文字を超えるケースが珍しくありません。
これを1行に無理やり押し込めると、メールソフトの表示枠をはみ出し、非常に読みにくい文面になってしまいます。このような場合は、「部署名」と「役職名」の区切れで自然に改行するのが正しい作法です。
【長い役職名の改行例】
株式会社〇〇〇〇
デジタルイノベーション推進本部
クラウド基盤統合開発部 部長
山田 太郎 様
なお、役職名を勝手に略すこと(例:デジタル推進本部長など)は、相手の公式な職位を軽視する行為と受け取られる可能性があるため厳禁です。名刺に記載されている正式名称を正確に反映させましょう。
複数名へ送信する連名メールのルール
プロジェクト関係者など、社外の複数名に対して同報メールを送る際は、役職の高い順(上位者から下位者へ)に左上から右下、または上から下へと並べるのが絶対原則です。
【連名の正しい配置例】
株式会社〇〇〇〇
取締役営業本部長 佐藤 一郎 様
営業部 課長 鈴木 次郎 様
営業部 高橋 三郎 様
連名の際、最も避けるべき悪手は「佐藤本部長、鈴木課長、高橋様」のように、最後の人物にだけ「様」を付けたり、逆に「佐藤、鈴木、高橋様」と一括りにしたりすることです。どれほど人数が多くても、一人ひとりに必ず「様」を付記するのがビジネス上の礼儀です。宛先が4〜5名を超える場合は、個別送信に切り替えるか、「プロジェクトメンバー各位」「関係者各位」といった集合表現を活用するのがスマートです。