サイダーとラムネの決定的な違いとは?容器の謎と歴史を徹底比較解説

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容器によって区別される両者だが、日本への伝来ルートと語源を遡ると、元々は全く異なる異国の飲料であったことがわかる。

項目ラムネ(Ramune)サイダー(Cider)ソーダ(Soda)語源の由来英語の「レモネード(Lemonade)」の訛りフランス語のリンゴ酒「シードル(Cidre)」炭酸ナトリウム「ソーダ灰(Soda)」日本伝来の契機1853年の黒船来航(ペリー艦隊)1868年前後の外国人居留地(横浜・神戸)幕末期に医薬品・鉱泉水として伝来本来の性質レモン果汁を加えた炭酸水リンゴを発酵させた微発泡酒・果汁水無糖の純粋な炭酸水(プレーン)代表的な容器玉詰びん(ビー玉式ガラス瓶)ガラス瓶(王冠式)、缶、PETボトルペットボトル、缶、サイフォン瓶現在の香料傾向レモン・ライム系が主流リンゴ・シトラス・複合エッセンス無香料(プレーン)または柑橘ピール

日本のラムネ発祥の経緯とレモネードの訛り

日本のラムネ発祥の経緯は、幕末の1853年にマシュー・ペリー率いるアメリカ艦隊(黒船)が浦賀へ来航した際に遡る。幕府の役人に振る舞われた炭酸飲料が「レモネード」であり、栓を抜いた瞬間に「ポン」と響いた破裂音に武士たちが刀に手を掛けたという記録が残されている。当時の日本人が「レモネード」という発音を聞き取った際、「レモネー」が転じて「ラムネ」と定着した。

その後、1865年に長崎の商人・藤瀬半兵衛が「レモン水」の名で売り出し、1887年頃にはイギリスから玉詰びんが輸入されたことで、現在知られるラムネの形態が全国へ爆発的に普及した。

三ツ矢サイダーの歴史と由来|シードルから独自進化へ

一方、サイダーの語源はフランス語でリンゴの微発泡酒を意味する「シードル(cidre)」、あるいは英語の「サイダー(cider)」である。明治初期、日本へ輸入されたサイダーはリンゴ風味の高級炭酸水として扱われていた。

日本におけるサイダーの礎を築いたのは、三ツ矢サイダーの歴史と由来に深く刻まれている。1884年、兵庫県多田村平野(現在の川西市)の天然鉱泉水が「平野水」として商品化された。その後、1909年に明治屋がイギリスから招聘した技術者とともに、リンゴ系香料などを加えた加糖炭酸水「三ツ矢シャンペンサイダー」を発売。これが日本における本格的な国産サイダーの起源となった。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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