車の部位の名前を完全図解!傷の修理や見積もりで困らない外装・内装知識

車の部位の名前を完全図解!傷の修理や見積もりで困らない外装・内装知識の重要ポイントをご紹介します。専門的な知識が満載です。

Q1:フロントバンパーとフロントグリルの違いは何ですか?
A1:フロントバンパーは車体前部の最下端で衝撃を和らげる大型の横長樹脂カバー全体を指します。フロントグリルは、バンパーの上部または中央に位置し、ラジエーターやエンジンルームに冷却風を取り入れるための網目状(格子状)の開口部パーツを指します。最近の大型グリルを採用した車ではデザイン上グリルの面積が広がっていますが、冷却機能を持つ通気口部分がグリル、衝撃吸収を担う外郭がバンパーという機能的な違いがあります。

Q2:ピラーに擦り傷がついた場合、それだけで事故車(修復歴あり)になりますか?
A2:塗装の表面だけを軽く擦った程度のキズを研磨や上塗り塗装しただけであれば、修復歴(事故車扱い)には該当しません。修復歴と判定されるのは、ピラーの鋼板自体に激しいヘコミや曲がりが生じて板金引き出し作業を行った場合や、ピラーを切断して新品パーツを溶接接合した場合です。ただし、ピラーは高張力鋼板でできているため、少しの打痕でも板金修正が難しく、交換を推奨されて修復歴扱いになってしまうリスクは他の外板より圧倒的に高い点に注意してください。

Q3:内装のインパネやダッシュボードを自分で外してナビやETCを取り付けるのは危険ですか?
A3:適切な工具(内張りはがし)と構造の理解があれば不可能ではありませんが、細心の注意が必要です。特に助手席側のダッシュボード内部には助手席エアバッグモジュールが格納されており、不適切な脱着手順や配線噛み込みを行うと、誤作動や作動不良の引き金になります。また、現代の車は内装クリップが極めて硬く、無理な力で引っ張るとインパネ側の樹脂ボス(固定軸)が折れ、異音(カタカタ音)の永久的な原因になります。自信がない場合はプロに作業を依頼するのが賢明です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest