1本から数%の幻!マグロ希少部位の特徴・相場と絶品お取り寄せ術
1本から数%の幻!マグロ希少部位の特徴・相場と絶品お取り寄せ術の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
マグロの希少部位の中でも、特に美食家たちを唸らせてやまないのが頭周辺から取れる3大部位です。運動量の違いや筋繊維の入り方によって、同じ魚とは思えないほど劇的な味わいの差異を生み出します。
「脳天(頭肉・ハチの身)」は、頭頂部の骨の間にわずか2本だけ存在する円柱状の肉です。1本のマグロからわずか0.5%前後しか取れません。大トロを凌駕するほど細やかなサシが網目状に入り、舌に乗せた瞬間に体温で脂がとろけ出します。脂の甘みと赤身特有の酸味が絶妙なバランスを保っており、筋っぽさを全く感じさせない極上の舌触りが特徴です。
「カマトロ」は、エラの後ろに位置する「カマ」の最も脂がのった一部分を指します。1尾から2ブロックしか取れない超プレミアム部位で、霜降り和牛のような見事な脂の層が走ります。大トロよりも脂の融点が低く、口に入れた途端に広がる濃厚なコクは圧巻のひと言です。
対照的な個性を放つのが「ほほ肉(頬肉)」です。マグロが呼吸のためにエラを動かし続けることで鍛え上げられたこの部位は、しっかりとした繊維質と濃密な赤身の旨味を持っています。見た目も食感も「上質な牛ハラミ肉」に酷似しており、魚特有の生臭さが極めて少ない点も支持される理由です。