加山雄三に前妻の噂?離婚歴の真相と愛妻・松本めぐみとの半世紀
加山雄三に前妻の噂?離婚歴の真相と愛妻・松本めぐみとの半世紀とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。
もうひとつの要因として見逃せないのが、加山雄三と妻・松本めぐみさんが長年にわたって選択した「生活スタイルのあり方」です。ふたりの馴れ初めは、1965年に公開された東宝映画『エレキの若大将』などでの共演でした。当時、人気絶頂にあった加山雄三と、愛らしい魅力で注目を集めていた松本めぐみさんは秘密裏に愛を育み、1970年に米ロサンゼルスで極秘挙式を敢行。松本さんは結婚を機に惜しまれつつ芸能界を完全引退しました。
結婚後の生活は決して平坦ではありませんでした。加山雄三が経営に関わっていた「パシフィックパーク茅ヶ崎」の倒産に伴い、約23億円もの莫大な連帯保証債務を背負うことになります。当時、銀行の預金通帳に残された残高はわずか数十円。自宅の卵すら買えない極貧生活を経験しながらも、松本さんは夫を責めることなく、質素倹約を徹底して加山雄三の音楽活動を支え続けました。
借金を完済し生活が落ち着いた1990年代、夫妻は大きな決断を下します。子どもたちを国際的な環境で育てたいという教育方針から、松本めぐみさんと子どもたちがアメリカ(ニューヨーク等)へ移住し、加山雄三は日本で芸能活動を継続するという「日米別居生活」をスタートさせたのです。日本の芸能マスコミはこの別居を「不仲」「離婚秒読み」「事実上の破綻」とセンセーショナルに書き立てました。
当時のインタビューで加山雄三は、「離れて暮らしていても心は通じ合っている」「お互いの人生と役割を尊重した結果」と明言しています。心理学でいう「健康なバウンダリー(心理的境界線)」を保ち、お互いに過度な依存をしない自立したパートナーシップを築いていたのですが、旧来的な「夫婦同居が当たり前」と考える世間からは「実質的な前妻扱いではないか」という邪推を生む結果となってしまいました。