溶連菌で顔に発疹が出る理由とは?口周りの蒼白や大人重症化の真実
溶連菌で顔に発疹が出る理由とは?口周りの蒼白や大人重症化の真実についての疑問解決ガイドをご紹介します。
Q1:顔の発疹に対して、市販のステロイド軟膏やかゆみ止めを塗っても問題ありませんか?
A1:自己判断でのステロイド外用薬の使用は避けてください。溶連菌の発疹は皮膚局所の疾患ではなく、体内の毒素による血管反応です。まずは内服の抗菌薬で原因菌を叩くことが根本治療となります。かゆみが強くて眠れないなどの支障がある場合は、受診時に医師へ相談し、適切な抗ヒスタミン薬や非ステロイド性の保湿剤を処方してもらいましょう。
Q2:発熱がなく、喉の痛みと顔の発疹・いちご舌だけが出ることもありますか?
A2:十分にあり得ます。特に年長児や成人の場合、38度以上の高熱が出ず微熱程度で経過する「非定型例」が珍しくありません。熱が出ないからといって軽症とは限らず、体内で発赤毒素が産生されていれば顔の発疹やいちご舌が出現します。熱の有無にかかわらず、喉の痛みと特徴的な皮疹が見られる場合は溶連菌迅速検査を受けてください。
Q3:熱が下がって顔の発疹も消えましたが、尿の色が濃い褐色(コーラ色)になってきました。受診すべきですか?
A3:直ちに医療機関(小児科または内科・腎臓内科)を受診してください。溶連菌感染から1〜3週間後に発症する「急性糸球体腎炎」の典型的な兆候(血尿)である可能性が高い状態です。むくみや血圧上昇を伴うことも多いため、感染後数週間は尿の色や排尿回数の変化に十分な注意を払う必要があります。