『あゝ無情』誕生秘話とアン・ルイスの現在|名曲の真相と引退後のリアル

『あゝ無情』誕生秘話とアン・ルイスの現在|名曲の真相と引退後のリアルにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

元々は清純派アイドル歌謡ポップス路线でデビューしたアン・ルイスが、いかにして歌謡界きってのロックディーバへと進化を遂げたのか。オリコンチャートや当時の音楽シーンに遺した足跡を、客観的なデータで整理します。

楽曲名 / 発売年作詞・作曲・編曲陣楽曲の特徴・音楽的背景編集部の見解・歴史的評価グッド・バイ・マイ・ラブ
(1974年)作詞:なかにし礼
作曲:平尾昌晃
編曲:竜崎孝路オリコン最高14位。
甘く切ない正統派アイドル歌謡ポップス。アン・ルイスの名を一躍全国区にした原点。ハスキーな憂いを含んだ声が早くも注目を集めた。リンダ
(1980年)作詞・作曲:竹内まりや
編曲:ブラッド・ショット結婚・出産に伴う一時休業前に竹内まりやが楽曲提供。シティポップ寄り。女性シンガーソングライターとの友情から生まれた名曲。後の自立した女性像の礎となった。六本木心中
(1984年)作詞:湯川れい子
作曲:NOBODY
編曲:伊藤銀次ロングセールスで30万枚超。
吉川晃司がゲスト参加したパフォーマンスも話題に。歌謡曲とハードロックの融合を完成させた記念碑的作品。ロック歌姫への完全なる脱皮。あゝ無情
(1986年)作詞:湯川れい子
作曲:NOBODY
編曲:佐藤準有線チャート年間上位、カラオケにおける不動の定番曲へ成長。「強い自立した強い女性」のアンセム。ダンサブルなエイトビートが邦楽ロックの基準を引き上げた。WOMAN
(1989年)作詞:石川あゆ子
作曲:うじきつよし
編曲:小林信吾多くの後進女性シンガーに歌い継がれる魂の本格的ロックバラード。うじきつよしのメロディセンスが光る傑作。母親、女性としての孤独と強さを昇華し切った名唱。

表から読み取れる通り、1980年代半ばの『六本木心中』から『あゝ無情』への流れは、日本のポップミュージックが単なる歌謡曲から、ビートの効いたストリート感覚あふれる「歌謡ロック」へと大きくシフトしていく転換点そのものでした。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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